以前、外国を紹介するテレビ番組で
ある大家族の生活を紹介していました。
決して裕福ではない大家族。
大家族の食事を担っているのはお母さん。
子供たちが言います。
「お母さんはいつも料理してる。」
食卓に並ぶのは、
大皿にのったおいしそうな料理。
限りある食材を、毎日手間ひまかけて、
家族のためにおいしい食事を作り続ける。
「いつも料理してる」って
素敵なことだなって思いました。
家族においしいものを
食べさせたいっていう気持ちが
そこにはあります。
自然の素材をいただくには、
手間がかかります。
アクを抜いたり、下処理したり。
でもその手間ひまが、
おいしくて栄養のある
毎日の食事につながります。
食べるということは、
命をいただくということ。
食べるからにはおいしくいただく。
ていねいに手間ひまかけて。
しっかり命を繋ぐために。
「料理をしよう。」
と言っているこの私も実は
料理がそんなに得意ではありません。
でも、料理のもつ力はわかります。
季節の素材をおいしく味わえるような
料理を作れるようになりたいです。