森で暮らしたソローの言葉

森で暮らした
ヘンリー・ディヴィッド・ソローの言葉。

「生きていくのに必要な食料は、
信じられないほどわずかな労働で
手に入れることができる。
それに人間は、動物と同じくらい
単純な食生活を続けても、
健康と体力は維持できるものなのだ。」

「僕は、お茶もコーヒーもバターも
ミルクも新鮮な肉も口にしないので、
こういうものを買うために
働く必要がない。
それで、あまり働かないので、
たくさん食べる必要がなく、
食費もほんの少しだけ。
しかし、あなたはお茶やコーヒーや
バター、ミルク、牛肉を食すので、
そのためにせっせと
働かなければならない。
体力の消耗を補うために、
たくさん食べなければならなくなる。
だったら、結局は
働いても働かなくても
同じことではないか。」

食べなければ働く必要もない。

贅沢がしたいから、
私たちは自ら働くことを選択している。

働くのは、
食べていくための必要最小限でいい。

そう言ってくれている人がいて、
私はとってもホッとします。

そうです。
贅沢がしたい訳ではありません。
食べていくだけの
お金があればそれで十分。
何のために働いているのか。
欲をかいてはいけません。

ソロー ~すべてを簡素にして生き抜け

ヘンリー・ディヴィッド・ソローの言葉

「風向きが定まらない
 この世で生き抜く方法は、
 すべてを簡素にしておくことだ。
 とにかく簡素に、簡素に、簡素に!
 1日に三度の食事も、
 必要なら一度だけにし、
 ほかのことも減らしていくといい。」

生活をスリムに。
そして食べる分だけ働く。
生きることの本質。

自分の生活のために働いている人は、
たくさん食べるのでなければ
たくさん働く必要もない。

家族のために働いている人、
仕事自体が目的の人はまた別ですが。

この世界は、自然は、すばらしい。
働くことに翻弄されるのはもったいない。
もっともっと自由に。
自然はすぐそこにあります。
生活は簡素に。
豊かで静かな生活は誰にでも
手に入ります。