森下典子 著「日日是好日」から
お茶のお稽古の先生の
新年恒例の初釜での挨拶。
「こうしてまた初釜がやってきて、
毎年毎年、同じことの
繰り返しなんですけど、
でも、私、最近思うんですよ。
こうして毎年、
同じことができることが
幸せなんだって。」
ずっと何かに取り組んで、
何十年も同じことをやってきた人の
実感のこもった言葉。
同じことの繰り返しが幸せ・・
ホントそう・・って思いました。
お茶はまず「形」から。
先に「形」を作っておいて、
後から「心」が入るもの。
「形」ができたら、
ひたすら五感に「心」をすます。
季節ごとに変わるお点前。
床の間の茶花や掛け軸。
季節の和菓子。
季節の変化を楽しむのがお茶。
お茶やお花は自分づくり、
とは思っていましたが、
やっぱり奥が深そう。
日本に生まれてやっぱりよかった・・