ローラの大草原の小さな家の暮らし

だいぶ昔 NHKでやっていた
「大草原の小さな家」。
開拓者一家の生活の記録を
ローラ・インガルス・ワイルダーが
物語にしたものです。

ローラたちの生活は、基本自給自足。
何もないところに自分たちで家を建て、
大地を耕して作物を育て、
限られた食糧をやりくりして
家族の喜ぶ食事を作りました。
電気も水道もないなか、
家事はどれも一日仕事。
洗濯、針仕事、掃除、パン焼き、
保存食づくりなど、
曜日を決めてこなしました。

生活はもちろんたいへんだったでしょうが、
足りないものは工夫で補い、
母さんは、楽しみながら家事を行いました。

家事はいつ頃から わずらわしいものに
なってしまったのでしょうか。

家事はいつの時代もめんどうです。
でも、家事を嫌なことととらえると、
ホントに何のために生きているのか
わかりませんよね。
生活していくことそのもののが
生きることの意味。
与えられた環境のなか
喜びを見つけ、
日々楽しく生きていかないと。

今は、便利になり、
自由な時間がたくさんでき、
楽しいものがたくさんあります。
一方で幸せ。一方で不幸なのかも。

でも、選択する自由はあります。
何を楽しみとするかは
自分で選べるんですよね。