自分の五感で世のなかを観察できる幸せ

JAF会員雑誌「JAF MATE」のコラム
「幸せってなんだろう」。
毎月いろいろな著名人が書いています。

その中で、だいぶ前ですが、
江國香織さんが書いたエッセイ。

「・・・
ここに至ってようやく
しあわせを自分の外側に
求めてはいけないことが
私にもわかった。

というわけで、50代のいま、
私は自分が朝起きるだけで嬉しい。
雨ならば雨の降っていることが嬉しく、
晴れならば晴れていることが嬉しい。
自分に五感があって、
きょうも世のなかを観察できる、
というのが
たぶんいまの私のしあわせらしい。」

森下典子「日日是好日」の
お茶で感じる幸せと
同じ種類の幸せだと感じました。

この世界に生きているだけでうれしい。
この世界を観察できるだけでうれしい。
私もまさにそうあれたらと思います。