ルーティンが私を救う

何かものすごい
ショックなことがあったとき、
立ち直れないような
不幸に遭ってしまったとき、
そんなときは、
何も考えることができません。

まずは無理に立ち直ろうとせず
十分に落ち込んで、
少し時間が経って落ち着いてきたら、
以前と同じ生活にだんだん戻していく。
何も考えず、
淡々と目先の生活をこなしていく。
そんなルーティンをこなすことによって
時間が経過するのを待つ。
そして 気がつくと、
いつのまにか時間が
傷ついた心を癒してくれている。

そういうことってありませんか。
それはきっと、
立ち直るためのひとつの方法。

生きてるのがしんどい。
がんばらなきゃいけないと思うだけで、
息が詰まったり
絶望してしまうようなとき。
そんなときも、
毎日のルーティンを繰り返すだけでいい。
そんなときは、
毎日の生活を続けていくことが、
がんばって生きてるっていうこと。

ルーティンていうと、
スポーツ選手がおまじないのように
毎回必ずやる ゲン担ぎが有名ですよね。

でも実は、誰にでも
日常のきまりや順序はあって、
それとは気づかずに
毎日それを繰り返しています。

それが生活の「ルーティン」。
それが普通にできていれば、
心が安定に保たれるものです。

「ルーティンの中に心の安定がある」

ルーティンの中の小さな楽しみに
気づけたら、それはもう復活の兆し。
いつものルーティンは
きっとあなたを救ってくれます。