箱根の芦ノ湖畔にある
「玉村豊男ライフアートミュージアム」。
ここで初めて玉村さんのことを知りました。
鉛筆と透明水彩で見たものを見たままに
ボタニカルアートのような雰囲気で
とてもきれいに描かれている
水彩画の美術館です。
思わず、数枚の絵葉書と、
本も買ってしまいました。
玉村さんの著書
「今日よりよい明日はない」から。
本の説明書からの抜粋
「あるかもしれない幸せ」より、
「今ある幸せ」を大切に生きる。
「今日よりよい明日がない」
と思い定めれば、
毎日最高の夜がやってくる。
なぜもっと今を楽しもうとしないのか。
今ここにないものを求めて、
なぜ次の夢ばかり探そうとするのか。
本の中からの抜粋
毎日を満足して平穏に暮らせれば
それで十分。
今日よりよりよい明日を求めるから
人は思い煩うのです。
よりよい明日を、より豊かな暮らしを、
という際限のない欲望が人を苦しめます。
その桎梏(しっこく)から
解放された人々は
どんなに幸せなことでしょうか。
玉村さんの本は、
気に入って何冊か読みました。
絵はもちろんすばらしいですし、
長野県東御市に土地を探し求めて
井戸を掘り、自ら開墾して畑をつくり、
今では立派なワイナリー&レストランを
経営されています。
それが「ヴィラデスト ガーデンファーム
アンド ワイナリー」。
自ら料理もされ、
それらをみんな本にまとめています。
つまり玉村さんは、画家であり、
エッセイストであり、
ワイナリーのオーナー。
多才です。
本に書いてある「ヴィラデスト
ガーデンファーム アンド ワイナリー」が
どんなところなのか確かめたくて、
以前実際に現地にも行ってしまいました。
レストランでお茶とデザートをいただき、
農園を散策しました。
玉村さん本人もいらっしゃったので、
握手もしていただきました。
一度方向が決まればどんどん実行。
次々に発展させていく。
今を楽しみながら、
それをやっているところがすごいです。